◆ユングサロン/最新セミナー◆

  

2018年(前期)テーマ『現代におけるリベラルアーツの様相』

 

※事前のお申込みは不要ですが、初めて参加される方は、下記事前受付登録にご協力お願いします。

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「昔話はいかにパロディ化されるか ?ハリウッド脚本術を読む?」

 

■開催日:6月21(木)  19:00~21:00 (開場は18:45)

■講師コメント

 古代ローマにおいて、「技術」(ラテン語: ars)は、「機械的技術」(アルテス・メカニケー、artes mechanicae)と、「自由の諸技術」(アルテス・リベラレス、artes liberales)とに区別されていた。後者を英語に訳したものが「リベラル・アーツ」である。

 では、現代におけるリベラルアーツと「物語」の関係とは何か。物語としての「昔話」や「神話」の性質、パロディやオマージュ、リメイクやリブートといった手法を用いる物語が変容する過程と意味、それらを、芥川龍之介、太宰治の「かちかち山」を題材に考察したい。

 

 後半では、「スターウォーズ」が参考にしてヒットを飛ばし、何故かビジネス界でひっぱりだこという『神話の法則』(クリストファー・ボグラー著)の中に取り上げられているアーキタイプと物語の関係を見つつ、本当にアーキタイプをなぞれば面白い物語になるのかという点について、兼ねてより興味があると話されていた当研究会会長代理・白田信重氏とともに探って行きたい。

 

     物語を語る者が、社会を支配する。

                      プラトン

  

■講師プロフィール:原田 佳夏(はらだ よしか)

 脚本家・作家。朝日カルチャーセンター「脚本を書こう!」講師。

 朗読歌劇「そらのおと」所属。著作:「脚本を書こう!」青弓社。

 舞台脚本、映画脚本を多数手掛ける。

 

■会場:中野区産業振興センター(旧称 勤労福祉会館)

■会費:1000円

■問い合わせ先: jungtokyo_info@yahoo.co.jp(研究会事務局)

 

※セミナー時に撮影した写真を当研究会のホームページやFacebook等のソーシャルメディアに公開する場合があります。あらかじめご了承ください。

 

◆ユングスタディ特別企画◆  2018年7月  ※事前のお申込みが必要です。

 

「意識、無意識、および個性化を読む」

 去る今年2月に開催する予定であった企画ですが、その際には天候不順のため休止となってしまいました。今回改めて行いたいと思います。

 

■開催日 2018年7月5日(木)19:00 〜 21:00 (開場18:45)

■内容

 ユング全集において元型論文集となる第9巻のうち、2017年度のユングスタディでは第1分冊の約3分の2にあたる邦訳『元型論<増補改訂版>』を読みました。2018年には引き続き第2分冊にあたる邦訳『アイオーン』を読み進めています。

 この両シリーズの間に挟む企画としまして、全集第9巻・第1分冊において『元型論<増補改訂版>』に収録されなかった論文を集めた邦訳書『個性化とマンダラ』に所収されている小論文「意識、無意識、および個性化」を読む企画を行いたいと思います。

「意識、無意識、および個性化」(原著1939年)においては、標題にある意識、無意識、個性化という三つの事象がどのように関連しているかが簡潔に述べられており、現在スタディで読み進めている『アイオーン』とも内容的に繋がります。初心者でも問題なく読める内容です。

 テキスト:C.G.ユング「意識、無意識、および個性化」

       林道義訳『個性化とマンダラ』みすず書房、1991.9 所収

 取り上げる分量としては比較的に余裕がありますので、できる限りゆっくりと味わって読んでいきたいと思います。お気軽にご参加ください。

         進行役:白田信重、山口正男、岩田明子(ユング心理学研究会)

 

■会場:中野区産業振興センター (中野駅南口 徒歩5分)

■会費:1,000円

■主催:ユング心理学研究会 http://jung2012.jimdo.com/

■問い合わせ:研究会事務局 jungtokyo_info@yahoo.co.jp

 

※資料準備の都合等から、事前の参加申し込みが必要です。

※セミナー時に撮影した写真を当研究会のホームページやFacebook等のソーシャルメディアに公開する場合があります。あらかじめご了承ください。

 

◆2018年前・後期 ユングスタディ◆  ※事前の申し込みが必要です

 

「ユング『アイオーン』を読む」(第8回)

■日程:   第一回 3月1日(木)

      第二回 4月5日(木)

      第三回 5月10日(木)※第二週

      第四回 6月14日(木)※第二週 

 

■時間:19:00~21:00 (開場は18:30)

 

■内容:

 2018年のユングスタディでは、年間を通して、第9巻・第2分冊となる『アイオーン』(原著1951年)を読み進める予定です。

 『アイオーン』は、心の全体性を表す元型である「自己」元型について、様々なシンボルを通して考察している論文です。ユング晩年の著作であり、さまざまな元型を統一的に理解できる整理された内容になっています。個性化過程の一通りの完成を示す「自己」元型ですが、決して固定された静的なものではありません。むしろ、時代(アイオーン)を通じて様々に変化する動的なものです。人間は、新たな時代には新たな事象を取り込んで、常に新たな全体性を作り出していかなくてはならない。それが人間にとっての大きな課題であるとユングは考えていたのでしょう。

 テキスト:C.G.ユング『アイオーン』、野田倬訳、人文書院、1990.10

 開催月:2018年3~6月(前期4回)、9~12月(後期4回)

 開催日:原則として第1木曜日19:00 ~ 21:00 (開場18:45)

 邦訳テキストについては、持参することを推奨しますが、邦訳そのものが絶版で古書でしか手に入らず、また高価でもありますので、原則としてテキストを持参しなくても参加可能な形にて進めたいと思います。

 なお、5月については連休があるため、第2木曜日を予定しています。また、会場取得の都合により日程が変わる場合がありますので、ご注意ください。詳細なスケジュールは追ってお知らせ致します。

         進行役:白田信重、山口正男、岩田明子(ユング心理学研究会)

 

■会場:中野区産業振興センター(旧称 勤労福祉会館)

■会費:1000円

■問い合わせ先: jungtokyo_info@yahoo.co.jp(研究会事務局)

 

※資料準備の都合等から、事前の参加申し込みが必要です。

※セミナー時に撮影した写真を当研究会のホームページやFacebook等のソーシャルメディアに公開する場合があります。あらかじめご了承ください。

 

「ユング『アイオーン』を読む」(第4回)

 前回5月10日のユングスタディでは第4章「自己」を読み進めました。

 この章では、まず最初に、自己の超越的内容が自我に統合されることで引き起こされる「自我肥大」の危険についての話から始まります。自我肥大には自我が自己に取り込まれて現実感覚を失う場合と、自我が自己を取り込んで我が物としてしまう場合とがあります。前者では一般的な道徳に従うことが、後者では逆に一般的な道徳の枠組みから外れることが重要なことになります。道徳的な葛藤を人間の成長において重要視することはユングの特徴です。続いてユングは、心の内から現れる衝動を、決定力を持った「神の意志」として捉えることで、元型的なるものとの心理的な調和を取ることができると述べます。さらにユングは、心の問題を扱う上では、知性だけではなく感情も重要視するべきとします。そして最後に、我々が歴史を通じて体験的基盤を失ってしまった「形而上的諸表象」に投影されていた心的諸内容を、元型的観点を通して自我と再結合することの重要性が説かれます。

 

 前期最後となる次回6月14日のスタディでは、第5章「キリスト、自己の象徴」を読み進めます。ユングは現代において、キリスト教が歴史的に培ってきた諸表象が、新たに無意識から湧き上がってくるものを表現できておらず、それが故に受け皿を失った神話の持つ独自の活動力が、ナチスドイツのような社会的に混乱した事象へと流れ込んでいくと考えていました。ユングにとって、キリスト教のイメージをいかに捉えるかという問題は、人類の存亡にも関わるような現代的課題なのです。

 6月のユングスタディは、会場取得の都合などから第2木曜日の開催となります。通常の第1木曜日の開催とは異なりますので、ご注意ください。

 

「ユング『アイオーン』を読む」(第2回)

 3月1日の初回ユングスタディでは、C.G.ユング『アイオーン』(野田倬訳、人文書院、1990.10)の序章、第1章「自我」、第2章「影」を読み進めていきました。

 まずは最初に『アイオーン』の全体の構成を概観しました。個人的無意識としての「影」の意識化を経て、アニマ・アニムスのペアとなるシジギーを意識化する段階では、結婚の四者性と呼ばれる四つ組のイメージが配置され、そこから心全体の中心となる「自己」が現れます。その「自己」のシンボルは、一者から四者への分割・再び一者への統合というプロセスを繰り返して、変化していきます。ユングは、キリスト教の時代において「自己」のシンボルがいかに表象され変化していったのかを検討することで、その背後にある人々の心理的変遷を明らかにしようとします。

 第1章「自我」においては、自我が意識領域の中心でありながら、その依って立つ基盤の相当部分が実は無意識であることが示されます。人間の人格は、決して意識的人格とイコールではありません。無意識をも含めた人格の総体の中心こそが、ユングの言う「自己」になります。続く第2章「影」においては、人格の劣等部分としての影が持つ無意識的な情動性と自律性が問題となります。無意識はその当人を往々にして捉え、自我をその支配下に置きます。他者へと投影されがちな影は、道徳的葛藤を伴いつつも、比較的には意識化しやすい、とユングは言います。

 次回4月5日のスタディでは、第3章「シジギー ─ アニマ・アニムス」を読み進めます。ユングによれば、影に比べてアニマ・アニムスは意識化がしづらいとされます。それは一体なぜなのか、アニマ・アニムスがなぜ自己の出現に関わるのか、そもそもアニマ・アニムスとは何であるのか。様々な疑問を念頭にして読むことで、個性化過程の要となるアニマ・アニムスについての理解を深める回にできればと考えています。

 

「ユング『アイオーン』を読む」第1回

 2018 年のユングスタディでは、一年間を通してドイツ語・英語版ユング全集の第 9 巻・第2分冊に相当する『アイオーン』(原著 1951 年)を読み進めます。

 『アイオーン』は、心の全体性を表す元型である「自己」元型について、歴史的なシンボル史研究を通して様々に考察をしている論文です。ユング晩年の著作であり、ユング心理学の基本的な考え方を知ることができる整理された内容です。また、後期のユング思想が持つ幅広い構想を伺うことのできる魅力ある著作でもあります。

 初回となる 3 月 1 日では、最初にオリエンテーションとして、『アイオーン』がどのような著作であるのか、大まかな内容の全体像の説明をします。本書でのユングの扱う資料がたいへん豊富なので、ともすれば次々に繰り出されるイメージの中で主旨を見失ってしまいがちになります。筋となる部分を見失わずに読み通すためにも、まずは『アイオーン』の全体像を確認したいと思います。その上で、邦訳テキストの序論、第1章「自我」、第2章「影」を、適宜ドイツ語原文・英訳文を参照しつつ読み進めていきます。まずは一年間読み進めていく上での足場固めができればと考えています。

 

■アクセスマップ

 中野区産業振興センター  〒164-0001 東京都中野区中野二丁目13番14号

 JR中野駅南口改札口を出て,左側の交番のわき道を線路に沿い直進,コンビニの手前を右折して100Mほど進んだ左側の建物,徒歩4分

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