2017年ユングスタディ番外企画のご案内
「ユングを観る・ユングを語る」 ※事前の申し込みが必要です
2017年度のユングスタディでは、前期・後期を通してユング『元型論<増補改訂版>』(林道義訳、紀伊國屋書店、1999.5)所収の論文を取り上げて読んでいます。どれもなかなかに難しい論文ですが、参加をいただいた方々の熱意もあり、順調に読み進めているところです。
今回、ユングスタディ番外として、2017年度スタディ前期・後期との間に、夏休み前のお楽しみとして気軽に参加できるような企画を挟みたいと思います。ユングの原文や邦訳と「にらめっこ」ばかりしている通常のスタディとは、また違う形でユングにアプローチしたいと思います。
前半では、ユングに関わる様々なビジュアルを皆で見ていきます。ユングの若き頃の姿、『赤の書』の挿絵、ユングの作った「塔の家」や石造物、そしてユング自身が語っている生前の映像など、ユングの伝記を目で見て知る内容にしたいと思います。
後半では、前半の感想やスタディ内で感じた疑問、質問事項など、ざっくばらんに意見を語り合う場にしたいと思います。サロンと異なり、スタディでは会後の交流の席を設けていませんので、この機会に交流を深める場も持ちたいと考えています。